アンチ2chリポーター・AICO
 
巨大掲示板群“2ちゃんねる”に立ち向うボランティアの人々“反2運動家”の皆さんを応援するBlogです
 



2007年7月4日を表示

ネットにこびて何でも受け入れる風潮に、正直危うさを感じた。

 インターネットイニシアティブ代表取締役社長にして政府IT戦略本部委員の鈴木幸一さんが毎日新聞・ネット君臨のインタビューで金儲けに固執する日本のネット事情に苦言を呈しました。

危険性拡大認識を--共存のため議論が必要
https://my-mai.mainichi.co.jp/mymai/modules/itsociety7/index.php?p=91

(引用)
 私は01年から委員になった政府のIT戦略本部で、日本もネットの持つ怖さをきちんと認識し、どう使っていくのか考えるべきだと問題提起した。人間や社会を変える大きな技術革新だと説明した。ネット企業の代表として責任があると思ったからだ。
 しかし、会議では「日本を世界最先端のIT国家に」と標語ばかりの浮ついた議論が続いた。ネットにこびて何でも受け入れる風潮に、正直危うさを感じた。
 92年に日本で最初のプロバイダー(ネット接続業者)になって15年。実感するのは、想像を絶するほどのスピードでネット社会が進み、それがもたらすプラスとマイナスの振れ幅がどんどん大きくなっていくことだ。例えば、監視カメラをネットにつなぎ、寝たきりのお年寄りに異変がないか病院からチェックできる。半面、ネット上には犯罪に使われるソフトウエアが増殖している。
 米国ではネット上のID(個人識別情報)を盗んで他人になりすまし、多額の住宅ローンをだまし取る事件が相次いでいる。ネット業者が提供している空港の衛星写真がテロに悪用されようとしていたことも発覚した。米政府や業界の関係者と話すと、どう対応していけばいいのか真剣に頭を悩ませている。だが、日本の場合、そういう本質的な議論はいまだに行われておらず、IT業界にはバブル的なカネもうけの発想が強い。

(引用終わり)

 2ちゃんねるには犯罪を起こさせやすい土壌があるように、その2ちゃんねるのようなサイトを当然のようにはびこらせる土壌もまた日本のWeb社会にはあるのだと思います

 でも驚いちゃいました。
 ネットの専門家って全部2ちゃんねらーかと思ってたけど(ウソ)中にはマトモな人もいるんだね。

 でもさぁ……
 鈴木幸一さんの忠告に他の委員の人は誰も耳を傾けなかったわけ?
 それとも鈴木さんの押しが今ひとつ足りなかったのかな……

 “ネットにこびて何でも受け入れる風潮に、正直危うさを感じた

 今だから言える本音みたいだね……
 あの頃の会議室には本音が言えない空気でもあったのかな。

 でもこれからはじゃんじゃん本音を飛ばしてね社長!!

 他から圧力でもかけられたら思いっきり騒いじゃいなさいよ!
 あたしも一緒に騒いであげるからさぁ!



7月4日(水)00:16 | インターネット | 管理


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